プロスポーツ選手の年俸 前編

「大谷翔平選手の年俸総額はユニコーン企業並み」

現在、大活躍中のドジャース大谷選手、
今シーズン、エンゼルスからドジャースに移籍した際の
契約金が10年総額で1,000億円(約7億ドル)、
天文学的数字、まさにアメリカンドリームですね。

また、契約金の97%にあたる6.8億ドルは、
10年後からの後払いとなる支払い方法もユニークでしたね。
インフレなどの問題で契約金が目減りする可能性もありますが、
契約期間の10年は「野球に集中する」ということでしょうか。
大谷選手らしい素敵な選択ですね。

さて、プロスポーツ選手の年俸については、
野球の他、サッカー、バスケットボール、アメリカンフットボールなど、
高額年俸の選手たちが数多くいます。
特にアメリカの3大プロスポーツと言われる、
野球、バスケット、アメリカンフットボールの年俸には
夢がありますね。
年俸高騰の背景には、スポンサー、チケット、グッズ収入だけでなく、
放映権料も影響しています。
これから先、選手たちの年俸はうなぎ上り、どうなっていくのでしょうか。

ここからは、本コラムでの注目ポイントをお話していきます。

選手たちの年俸は、どちらの国のお金で支払われるのでしょうか。
「米ドル!」
アメリカの3大プロスポーツは当たり前の事ですが、
サッカーが盛んなヨーロッパで活躍する選手たちは、
ユーロや自国の通貨の支払いなのでしょうか。

単年計算で換算すると、世界一の高額年俸選手は、
サッカー、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手です。
(バルセロナ時代、4年総額858億円)
ご承知の通り、メッシ選手は、スペインのバルセロナで活躍し、
その後、フランスのパリ・サンジェルマンに移籍しました。
そして、今季より、アメリカのメジャーリーグサッカーの
インテル・マイアミCFでプレーしています。
メッシ選手は自国アルゼンチンの通貨、
アルゼンチン・ペソもしくは、長年プレーしていたヨーロッパのユーロで
年俸の支払いをされているのでしょうか。

後編では日本のプロスポーツ選手の年俸事情も合わせて
ご案内します。

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