お金の大学 STEP0~1後編

「固定費の見直しなんて本当にできるのか!?」

この本で著者は、支出を減らして貯蓄を増やそう、と話をしています。

人生の6大固定費
・通信費(+光熱費)
・サブスク
・保険
・家
・車
・税金

通信費
「大手キャリアにこだわっていませんか」
スマホやインターネットは現代の生活ではなくてはならないものです。
大手と格安の違いを理解できれば、便利性は問題ないかと思います。
また、電気、ガス料金も生活の質(クオリティオブライフ)を
下げることなく、見直すことができます。

サブスク
可視化すると良いでしょう。
「なんとなく引き落としされているもの」
あるはずです。

保険
ライフサイクルに合わせて必要な保険だけ残すことと、
日本の社会保険、公的保障制度を理解することが急務です。
必要な知識を得る方法はいろいろあります。
インターネット、YouTube、書籍、などなど、
一番してはいけないことは、
保険を販売することを生業としているひとにお伺いを立てることです。
20年保険業を生業としていた私が言うのもおかしな話ですが、
「確率の低い事象に対して、不安をかきたて、商品を販売する」
「貯蓄性のある商品は手数料が高い」
「民間保険は公的保障で補えない場合のサポートのみ」
ということになります。
公的保障、自らの貯蓄で補えない保険、火災、自動車保険、
お子様のいる働き盛りのお父さん(お母さん)の死亡リスクは必須です。


住宅ローンの見直し、借り換え、火災保険料を安くする、
固定資産税の問題、家にかかる経費はたくさんありますね。
「家賃を払っているんだったら、購入した方が良い」
本当にそうなんでしょうか。
現在、持ち家の売却価格が空前のブームとなっています。
リセールバリューという言葉を聞いたことがありますか。
賃貸に安く、賢く住むという選択肢も考えてみてくださいね。


「交通インフラが整っていない地方都市は必須です」
大都市、首都圏内は必要でしょうか。
車は所有すると、自動車保険、税金、ガソリン、メンテナンス費用など、
経費がかかります。
また、新車で購入する場合のリセールバリューも考慮しなければなりません。

税金
年末の年末調整だけではありません。
医療費控除、扶養控除は正しく理解されていますか。
また、先般、何かと話題の「103万円の壁」に対する、
節税準備はされていますか。

家計管理をマスターするため、
どのような管理をされていますか。
今は、専用のアプリもあります。

ちょっと古い言い回しですが、
固定支出を見直すことで
「ご自宅にある埋蔵金を探してみましょう!」

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