ガソリンの暫定税率の廃止
「長野県は全国で一番、ガソリン価格が高いです」
昨日、長野市内のセルフガソリンスタンドに、
給油しに行ったところ、レギュラーガソリンが、185円/Lでした。
ガソリンには、複数の税金が課せられており、
かねてより、問題になっていました。
ここで少し歴史を振り返ってみましょう。
1974年、当時の田中角栄政権が、道路の建設、整備を理由に
「暫定的」にガソリン税を上乗せしていました。
その後、紆余曲折ありましたが、
ガソリン税は、いつの間にか、
税金の使い道が限定されない一般財源に変更され、
本来の目的である道路整備以外にも使われることになってしまいました。
そしてこの50年間、見直されることもなく、
暫定税率という形で引き継がれてしまったのです。
今回は、
「年収103万円の壁の見直し」と一緒に
「ガソリンの暫定税率の廃止」について合意されたわけですが、
廃止時期が明らかになっていません。
また、ガソリン暫定税率が廃止になっても、補助金が縮小になったら、
ガソリンの価格は、今まで通り高いままです。
昨日、長野市内は、まとまった雪が降りました。
東京や大阪と違い、長野のドライバーは、
スタッドレスタイヤなどの準備をしているので、
交通に大きな問題はありませんが、
車はほんの一部の車種を除いて、ガソリンがないと動きません。
トランプ大統領、イーロンマスク氏、
ホンダと日産の協議、オイルマネーの利権、中東情勢などなど、
電気自動車(EV)は加速するのでしょうか。
ガソリンだけでなく灯油も高いです泣