サッカー選手の年俸(日本人編)
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「Jリーグが、開幕します!」
1993年、10チームでスタートしたJリーグも33年目を迎えました。
2025年、世界屈指のプロサッカーリーグに成長し、
今やJ1〜J3までのチーム数は60を数えることとなりました。
小学生の将来なりたい職業では、
「プロサッカー選手」は常に1〜2位を争っています。
今回のコラムでは、
海外リーグで活躍する選手も含め、
日本人サッカー選手の年俸についてまとめてみました。
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海外サッカー選手とは比較することができません笑
ここ数年は、サウジアラビアのプロリーグが、巨額の投資、
オイルマネー(古い言い回し)により、選手を集めています。
Jリーガーを見てみても海外組から復帰した、
大迫、武藤、酒井選手(いずれも神戸)が上位を占めています。
同じ神戸に所属していた、イニエスタ選手(推定年俸30億円)の
影響でJ1選手の平均年俸が釣り上げられていました。
実際は、500〜600万円前後ではないでしょうか。
さらにJ2選手は400万円、J3の選手に至っては250万円となります。
みなさんは、この金額について、どのように感じますか!?
果たして、本当に子どもたちに夢を与える仕事なのでしょうか。
以前、このような話を聞いたことがあります。
日本でユース年代(高校生)まで過ごし、Jリーグを経験せずに、
ヨーロッパのリーグにチャレンジする。
ヨーロッパのリーグとはいえ、
5大リーグ(イングランド、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス)ではなく、
ステップアップリーグと呼ばれるベルギーや東欧、北欧のリーグです。
晴れて契約に至ると年俸が500万円近くなると。
こうなるとプロサッカー選手への選択肢はひとつですよね。
「海外移籍」です。
現在、ヨーロッパで活躍する日本人選手たちの年俸ランクを見てください。
Jリーグの選手に比べ、桁が一つ違いますよね。
経済の観点から見ても
ここでも「円安ユーロ高」、
日本の若くて優秀な選手たちがヨーロッパのクラブに
「青田買い」されています。