お金の勉強(前編)
「そもそもお金って何なのでしょう!?」
前回のコラムでもお話した通り、2022年4月より、高等学校で「金融経済教育」としての授業が義務化されました。
上記は、金融庁が作成した指導教材のダイジェスト版となります。
クレジットカードが作れる年齢が18歳に引き下げられたことからも金融経済教育の重要性が高まってきています。
それでは、みなさんに質問します。
そもそもお金って何なのでしょう!?
毎日使っているものなのに、明確に答えられる人は少ないと思います。
それは、小中学校で金融経済教育を受けていないこともありますが、家庭でもしっかりと教わったことはないのでは!?
本コラムでは、お金の成り立ちから見てみることにします。
なるべく難しい言葉を使わず、わかりやすくご案内することに努めます。
まず、お金の勉強をする上で大切なのは、お金がどのように生まれたかということです。
みなさん、ご自身の財布の中を見てみてください。
硬貨と紙幣が入っていると思います。
硬貨には、製造年他、「日本国」という印字がされていますね。
一方、紙幣は肖像画や製造番号の他、「日本銀行券」と記されています。
これは何のことでしょうか!?次回に続きます。