インボイス制度(前編)
今年の10月より、インボイス制度がスタートします。
そもそもインボイス制度とは何でしょう!?
名前は聞いたことはあるけど、その仕組みについては、よくわからないというのが本音ではないでしょうか。
今回より3回シリーズでインボイス制度について、ご紹介していきます。
インボイス制度の正式名称は、「適格請求書等保存方式」と言い、請求書や納品書の交付や保存に関する制度のことを指します。
専門用語ばかりでますますわからなくなりましたね(笑)
それでは、わかりやすくご案内します。
みなさん、消費税はご存知ですよね。
今更当たり前のことかもしれませんが、1989年(平成元年)4月にスタートした税金制度です。
当初は3%でしたが、これまで3度引き上げられました。
1997年(平成9年)4月に5%、
2014年(平成26年)4月に8%、
2019年(令和元年)10月に標準税率10%(軽減税率8%)
となります。
消費者である私たちが、お店に支払った消費税(本来は預り金)は、お店が消費者に代わって税務署に支払っています。これが納税の仕組みとなります。
ここまではよろしいでしょうか。
では、インボイス制度が、私たちの暮らしに中でどのような影響を及ぼすのか、消費税との関係は何であるのか、
次回の中編では具体例をもってご案内していきます。