トランプ再選

「もしトラから次期トラが日本に与える影響」

少し情報が遅くなりましたが、
5日、トランプ氏が大統領選に勝利し、
次期大統領に返り咲きました。

勝利宣言から10日が過ぎ、
最近では人事ポストが話題を集めていますね。

日本に与える影響として、
本コラムでは、わかりやすく、
・金利と為替
・株式市場
・世界情勢
についてご案内してきます。

金利と為替
トランプ氏の公約が現実のものとなると、今後のアメリカ経済は、
大幅な減税や大規模な追加課税で財政赤字や安価な輸入品が入りづらくなり、
インフレを招くことになります。

結果、前回の大統領時代と同じく、金利は上昇し、
円安ドル高が進むことになるでしょう。
17日現在、1ドル154円まで円安ドル高になっています。

株式市場
金利が上昇すると、
企業の借入金の支払い利息が増え、企業の収益が圧迫されます。 また、企業は新たな借入れがしにくくなります。 資金がなければ事業を縮小します。 それにより売上げや利益が減り、株価が下がることになります。
とあります。

アメリカの金利は上昇していますが、日本の金利は!?
低金利時代が長く続き、何とか1%前後まで回復してきましたが、
あまり期待できませんね。
この先どうなるのでしょうか。
日本銀行が発表している、政策金利を見ても
先進諸国の中では段違いに低い、0.25%です。
米国やイギリスが5%前後、ユーロ圏で3%をゆうに超えています。

アメリカの大統領がトランプ氏に返り咲いたとしても
状況は変わらないでしょう。
平成時代の失われた30年はおろか、この先30年もこのまま続くのでしょうか。

最後に世界情勢です。
長期化するウクライナ紛争、イスラエルとハマスの問題など、
トランプ氏が解決に導くことは考えづらいです。

今後、「地政学」(地理学と政治学を合成したもの)
に基づくコメントも入れていきます。

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