今さら聞けないお金の話 預金と貯金

「預金と貯金は一緒じゃないの!?」

言葉が違えば、意味も異なります。

今さら聞けないお金の話、
今回のコラムは、
預金と貯金の違いについて、ご案内します。

預金とは、
銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などに「お金」を預けることをいいます。
銀行法や信用金庫法などでも「預金」と表現されています。
読んで字のごとく、「お金を預ける」という意味で、
私たち預金者の決済用の資金を預かっておくという意味があったため、
預金と呼ばれるようになったと言われています。

一方で、
貯金とは、
郵便局(ゆうちょ銀行)、農協(JAバンク)、漁協(JFマリンバンク)に
「お金」を預けることを「貯金」といいます。
こちらは郵便貯金法、農業協同組合法、水産業協同組合法に
「貯金」という表現が使われています。
こちらは「お金を貯める」という意味で、
中小事業者、農林水産業に従事する人たちの
お金を貯めるという意味があったため、
貯金と呼ばれています。

仕組み的には、大きな違いはありませんが、
お金の預け先によって、
言葉の使い分けがあるのですね。
漢字には「貝」という字が多く使われています。
これは、以前「お金の勉強」で取り上げましたね。

「預貯金はいくらありますか!?」

ファイナンシャルプランナーとして、
個別相談時にお客様にお伺いしていましたが、
これからは、言葉の意味も含めて、
お伺いするようにしたいと思います。

今さら聞けないお金の話シリーズは、
不定期でご案内していきます。
取り上げて欲しいことなどあれば、
何なりとお申し付けください。

40代女性

ブログ読みました。
「預金」と「貯金」
「そうだったんだ!」と
声に出して言いそうになりました。
今さら聞けないシリーズ楽しみです!!

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