嗚呼花の大学サッカー部(1年生はつらいよ編)
入寮してまもなく、同部屋の2年生、T先輩より、生活面での注意事項がありました。
「1年生はスポーツ刈り、近くの床屋に行ってきておいてね」一発目のガツンでした(笑)
・自分のことは「私」と呼ぶこと
・上級生のことは「・・先輩」と呼ぶこと
・あいさつは略さず、「おはようございます、こんにちは、こんばんは」あいさつ後は「失礼します」と言うこと
・他の部屋を訪ねるときは「・・・号室・・入ります」と言うこと
・他の部屋の1年生と話すときは、必ずその部屋の先輩に許可を得ること
・寮の大浴場に行くときは、部屋の先輩の風呂桶を持ち、長袖長パンツ着用
・大浴場では私語は慎み、先輩の背中を流すこと
・就寝時、二段ベッドの上段に上がるときは部屋の先輩の許可が必要
などなど、まだまだたくさんありました。細かいルールまではとても覚えきれません(大笑)
4年間苦楽を共にした同級生、昭和62年卒業組です。
当時のサッカー部員は200名、寮は4人部屋で50室、先輩方の名前など、とうてい覚えきれるわけはありません。
小さなメモを常に持ち歩き、先輩の名前を覚える努力をしましたが、なかなか覚えられません。
メモに似顔絵や特徴を残している同級生がいました、群馬県出身のO君です。思わず引用させてもらいました。
当然のごとく、一日のスケジュールの中で寮生活は全体の一部です。他に大学生活、サッカー部の練習があります。
ちなみにプライベートはありません(笑)
自分の部屋が唯一、くつろげる場所ですが、上級生がいますので、リラックスタイムは就寝時前のほんの僅かな時間です。
あっ、そうでした。
部屋の先輩方の紹介がまだでしたね。
H先輩(3年生)温厚でとても優しい方でした。高校時、埼玉県選抜選手。
T先輩(2年生)気は優しくて力持ち。同じく群馬県選抜選手。
そして、同級生のT君、千葉県出身、入寮前に有望選手の一人として事前合宿参加。
三人ともサッカーエリートです。
とても恵まれた部屋でした。
つらいことはほとんどありませんでした。
次回は、1年生の一日をお送りします。
これから面白くなっていきます。
在学時代は、関東大学リーグ1部優勝2回、インカレ準優勝1回の成績です。