大統領選と総裁選

「政治の話ではありません」

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米大統領選挙と自民党総裁選の行方とFRBや日銀の金融政策への影響(久保田博幸) - エキスパート - Yahoo!...  日米の金融政策の行方を占う上で、米国の大統領選挙と自民党総裁選の行方が注目される。 トランプ前大統領は8月8日の記者会見で、FRBの決定に、大統領が発言権を持つべ...

11月に行われるアメリカの大統領選挙と
来月12日告示、27日に投開票が行われる日本の自民党総裁選挙、
金融の話として捉えるとどのような影響を及ぼすのでしょうか。

まずは、アメリカの大統領選挙ですが、
民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の
一騎打ちの様相です。
日本の金融政策の行方を占う上で、この大統領選挙が
重要であるというのは、
この二大政党とFRB(連邦準備制度理事会)との関係が
全く違うというところです。
現政権の民主党は、FRBの独立性を尊重する姿勢を貫いていますが、
共和党、特にトランプ氏はFRBの決定に大統領が発言権を持つべきだと
主張しています。
要するに、アメリカの中央銀行の役割を担うFRBに対して、
政府が関与するか否かが今回の大統領選挙に大きく関わっているということです。

一方、日本の中央銀行である日本銀行と政府(自民党政権)の関係は
どうでしょうか。
結論から言えば、日銀のトップの人事から政策まで、
政治の圧力を受けていたことは否定できません。

国のトップ次第で私たちの生活に直結する金融政策が変わるのは
勘弁して欲しいですね。

しかしながら、アメリカの金融政策は、為替レートも含め、
日本の経済に多大なる影響を及ぼします。
もし、現政権の民主党のハリス候補が大統領選に敗れて、
共和党のトランプ氏が返り咲く「もしトラ」となった場合、
予想されるのはFRBに「利下げ」を要求することです。

アメリカの景気が下降気味になっていくと、
日本の経済はどうなってしまうのでしょうか。

来月の自民党の総裁選よりも
11月のアメリカ大統領選挙の行方の方が気になるのは
私だけでしょうか。

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