新札はいつから(中編)

「お金は天下の回りもの」

いろいろな意味で使われることわざですね。

「金銭は一つ所にとどまっているものではなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする」

ここでは、この意味でお話します。

お金の整理収納のコラムでお伝えしましたが、みなさんのお金の置き場所として、最も多いのが、タンス預金、銀行など金融機関に預けているお金です。

その額は、おおよそ2,000兆円と言われています。
もはや天文学的数字ですね。

では、タンス預金は!?

100兆円を超えているとも言われています。
日本人一人平均で約83万円のお金を持っていることになります。

そのお金を銀行に持っていき、新札に変えていくと、今までタンスに置いておいたお金は世に出てきますね。

そうです、その結果、お金が回っていき、経済が活性化することになります。まさにことわざ通りになりますね。

現在使われている一万円札の肖像は、福沢諭吉です。

前はどなただったか覚えていますか!?

答えは「聖徳太子」です。

聖徳太子の一万円札、現在見たことありますか!?
ありませんよね。

次回は、お金が世に出た結果、経済活動以外にどのようなことに影響をもたらすのかをご案内していきます。

目次