新札はいつから(前編)

毎日使っているお金について、その歴史や置き場所、変えるモノについて、お話してきましたが、今回はお札そのものに焦点を当てていきます。

今の一万円札の肖像画はどなたですか!?

福沢諭吉、とすぐに答えられる方は多いでしょう。

では、次の一万円札はどなたでいつから変わりますか!?
どうでしょうか。すぐに答えられますか。

正解は、渋沢栄一、2024年の上半期を目処に変わります。

渋沢栄一なる人物像は、また改めて紹介しますが、ここでは、なぜお札が定期的に変わるのかをご案内していきます。

今の一万円札(福沢諭吉)、五千円札(樋口一葉)、千円札(野口英世)は、E券と呼ばれ、2004年(平成16年)11月に発行されています。

20年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

偽造防止、偽札を作らせないようにするために定期変更と言われていますが、果たしてそれだけが理由でしょうか。

日本のお札づくりは国立印刷局で行われ、最先端の技術を要し、製造されています。

みなさんは、偽札を見たことがありますか!?今のお札にはホログラムもついており、偽札を作るのはほぼ不可能です。

では、なぜお札は定期的変わるのでしょうか。
次回で詳しくご案内させて頂きます。

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