追加利上げ 前編

「そもそも利上げとは!?」

本日7月31日、日本銀行の植田総裁が会見、
追加の利上げを決定し、政策金利0.25%引き上げることになりました。

利上げ、追加利上げ、政策金利など、
どのような意味があり、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか、
ご案内していきます。

利上げとは、
各国の中央銀行(日本では日本銀行)が政策金利を引き上げることを指します。

それでは、政策金利とは、
景気や物価、金融システムの安定を図るため中央銀行が金融政策の手段として、
設定する短期金利のことです。

要約すると、今回の利上げは、
物の価値や値段が上がり、インフレが加速する傾向にあるため、
このままでは自国の貨幣価値が下がってしまう。
そのために日銀が政策金利を引き上げることによって、
企業や個人が借り入れを控え、設備投資を抑えたり、個人消費が下がったりし、
市場経済が衰退することを目的とする。
といったところでしょうか。

ここで、ある疑問が湧きませんか!?

そもそも、今はインフレ傾向なのか、
利上げをすると私たちの生活には、どのような影響があるのか、
利上げは今年3月に行なわれたばかり、追加とは!?

本コラムで毎回お伝えしていますが、
国や政府で行われる金融政策は近年複雑となり、
理解しづらくなっています。
このまま知らないままで受け入れていると、
大変なことになります。

後編では、私たちの生活の及ぼす影響、
対策などについてお話していきたいと思います。

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