おじさんぽ 立川編

住みたい街ランキングでは常に上位です。

「45年ぶりに高校生気分」

東京都立川市、
新宿駅より電車で30分余り、
駅前には百貨店などの商業施設が立ち並び、
隣接する昭和記念公園は、自然がいっぱい、
住みたい街ランキングでは常に上位にランクされています。

今回のコラムでは、
この街への思い入れを書きます。

私、1979年3月、地元の中学校を卒業し、
翌月、都立高校に入学します。
その都立高校が新設校だったので、
校舎の建築が間に合わず、
同じ新設校であった、立川市の砂川高校に
「間借り」をすることになりました。

定期券を購入し、
最寄り駅の武蔵境駅から立川駅までの中央線で通い、
立川駅からはバスに乗り換え、砂川高校に通学する、
片道1時間弱の学校生活がスタートしました。

現在の立川駅周辺は、
かつての面影はありませんが、
私が高校生の頃に通っていた当時は、
駅前に巨大なバスターミナルがあり、
通勤通学者でごった返していました。

長野のアンテナショップもあります。

実は、亡き父も毎日毎日、
立川駅から武蔵村山方面にバスで通っていました。
村山には、N自動車の工場があり、父はその技術者でした。
家族のために一生懸命働き、
私と弟に好きなサッカーを大学まで続けさせてくれました。
感謝しかありません。
その頃のN自動車は、国内販売はもちろん、
輸出も好調で、国の主管産業の一つでした。
バスの車中から輸出を待つ自動車が所狭しと並んでいた光景は、
今でも目に焼き付いています。

当時、好きだった女の子と一緒にバスで帰った、
甘酸っぱい出来事も今となっては良い思い出ですね。

駅チカに国営公園があります。

ちょっぴりセンチメンタルな気持ちにさせてくれる、
そんな立川は、私の大好きな街です。

目次