介護の未来を考える 2025年問題 後編

「優先課題は何でしょうか」

少子高齢化に伴う国の対策8つ
1.仕事がしやすい雇用環境の整備
2.家庭や地域社会における子育て支援の整備
3.住宅及び生活環境の整備
4.待機児童の解消・保育サービス等の充実
5.母子保健医療体制の充実
6.教育に関連する経済的な負担の軽減
7.学校教育の推進と家庭教育の充実
8.働き方改革の推進
以上の対策8つから、みなさんが思う優先課題、
または、自分たちの身の回りからできることは何でしょうか。
仕事、子育て、教育の環境整備ということが急務とされていますが、
これらをクリアできれば、解決につながるのでしょうか。
特に「少子」ということを考えると、

昨年2023年の出生数は、72.6万人で毎年減少を繰り返し、
70万人を割ってしまうことが現実味を帯びてきました。
コロナの影響もありますが、結婚しても子供を作らない、
結婚することさえも考えていないということが、
20代から30代にかけて増えてきたということでしょうか。

一方「高齢化」はどうでしょうか。
ほとんどの会社で、定年制が65歳まで延長され、
働き方改革が行われてきましたが、
まだまだ高齢者の雇用という面では課題も多いです。

介護の未来を考えるというテーマから、
逸脱してしまうかもしれませんが、
シニア層の働き方改革が今後の焦点になってくるかと。
介護になる前まではしっかり働くことができる環境があれば、
問題解決に近づいていくのではないかと思います。

「働かざる者食うべからず」

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