🆕 銀行ってなに!? 前編

「先日、小学生に聞かれました」

みなさんだったら、どのように答えますか。

ProgrameiQ公式ブログ
子どもに「銀行ってなに?」と聞かれたら 子どもに「銀行ってなに?」と聞かれたらわかりやすく答えられますか?「子どもに聞かれたら答えられるようにしたいこと」として、毎回あるテーマについて簡単な説明をする...

私だったら、銀行の話をする前に、
お金の成り立ちについてから話をします。

お金というものの考え方がない時代、
人はどうやって生活していたのでしょうか。

「物々交換」
自分の欲しいもの(食料など)を持っている人と、
その人が欲しがっているものと交換していました。
しかしながら、毎回お互いに満足できるもの同士を
交換することはできません。
また、この交換ではものを移動させるために労力も必要です。

「希少なもの、金属と交換」
なかなか手に入らない希少なもの(貝殻や珊瑚など)や
金、銀、銅、鉄などの金属がものと交換されるようになりました。
これがお金(コイン)の原型とも言われています。
日本でも江戸時代、金から作られた「小判」が有名ですね。

「誰もが価値を認めるもの」
希少価値で誰もが価値を認めるもの、それは「金」です。
金が、ものや労働の対価として世界中に広まっていきました。
金の価値がどんどん上がり、流通も活発となりました。
そうすると、輸送の安全性、持ち運びの危険性から、
金を預けなければなりません。
その預かる場所のことを「金行」とし(行は店の意味)
語呂合わせで「銀行」となりました(諸説あり)
その預り証が「紙幣」の原型と言われています。

前置きが長くなりましたが、
銀行を知るうえでは、お金の成り立ちが関係しています。

・預かる (預金)
・貸す  (貸付)
・移動する(為替)

後編では、銀行が金の預かり場所からどのように変化していったかを
ご案内します。

目次