高校無償化 前編

ライフプランにも変化⁉

高校無償化 前編

「公立高校のみ〜私立にも、所得制限あり〜所得制限の撤廃」

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所得制限なく私立高校等の授業料を支援|東京都 東京都では、「一人ひとりの多様な選択肢が叶えられる社会」の実現に向け、ライフステージを通じた切れ目ない支援を進めています。その一つとして、経済的な理由により子ど...

少し前の話になりますが、
東京都では、親の所得制限なく、私立高校等の授業料支援が
受けられるようになりました。(2024年6月20日)
この高校無償化で、どのようなことが起きているのでしょうか。
レポートしたいと思います。

ファイナンシャルプランナー(以下、FP)に相談してみてください、
と事ある事に、私は、みなさんにお話しています。
FPはみなさんに何をしてくれるのでしょうか!?

本コラムで、よく登場するのが、人生における3大資金ですね。
・教育資金
・住宅資金
・老後資金
この3つの資金を計画的に準備するために、どうしたらよいのか、
現状把握として「ライフプラン」作成のお手伝いを差し上げています。

各保険会社が、ライフプランソフトを使って、
担当者がライフプランニングをしていることが数多くあります。
その際、幼稚園(保育園)から大学までにかかる教育費の総額が
いくらになるのか、計算します。
例えば、オール公立、オール私立の場合や文系、理系の違いからも
その計算は大きく変わってきます。

私立高校が無償となった場合、
どのようなことが起こるのでしょうか。
東京と大阪がいち早く、この問題に反応しているが、
今までの常識が崩壊していくことが考えられます。

「都立高校へ行くのであれば、大学進学実績のある私立を選択する」
といった東京の中学生が増えてくるのではないでしょうか。

都立の中高一貫校が人気を博しているが、私立高校が無償化となれば、
私立の中高大一貫教育の学校にも選択肢は広がってきます。

週刊ダイヤモンドでは、2024年9月28日号で特集が組まれています。

次回は、高校無償化から考えられるライフプランの変化について、
考えてみたいと思います。

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