BRICS、パートナー国を創設
「BRICSは5カ国ではないの!?」
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの
頭文字を取った国際会議という認識でしたが、
現在では、上記5カ国に加えて、
イラン、エジプト、アラブ首長国連邦、エチオピアが加わり、
9カ国で構成されているようです。
完全に勉強不足でした(泣)
4カ国が加わったのが、2024年1月ですから最近のこととはいえ、
今回、10月22日〜24日の期間、
ロシアのカザンで行われた会議では、
パートナー国を創設したというニュースが入ってきました。
タイ、マレーシア、インドネシアなど成長著しい、東南アジア諸国と
東西の地域の架け橋となるトルコが入っています。
何を意味するのか。
西側諸国で構成する「G7」や軍事同盟である「NATO」に
対抗するものなのでしょうか。
長引く、ウクライナ紛争でロシアと中国は、
世界的に経済制裁を受けています。
欧米との対立軸が明確になることによって、
新たな紛争の火種にならないのだろうか。
経済的に見ると、
国の力は「人口X国土」で表されるとあるが、
世界1,2位の人口大国、インドと中国が入り、
世界7位のブラジル、9位のロシアと続く。
南アフリカも6,100万人の人口を抱えるので、
世界人口のBRICSだけで、41%となり、
これに新しく加わった国やパートナー国を入れると
世界人口の半数以上を占める。
国の大きさや資源についても同様で、
強大な力を持つこととなる。
単なる会議だけでは終わりそうもない。