もやしは物価の優等生
「もやしは好きですか!?」
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みなさんは、スーパーやコンビニで、
もやしを購入したことはありますか。
天候に左右されず、工場で大量に生産されることから、
いつでも安い価格で売られています。
総務省家計調査によると、
100gあたり15円、
一般にスーパーなどで売られている、
一袋200g入りは30円、
以下のデータによると、40年前の価格より低いようです。
ここで注目したいのは、
原料の中国産緑豆の価格が、一気に3倍近くとなっています。
わたしたち消費者にとってはありがたいことですが、
生産者にはたまったものではありませんよね。
もやしの価格は全国一律ではなく、
生産者と小売店の交渉によって、決まります。
では、いくらまでだったら、
みなさんはもやしを購入しますか。
一袋40円〜50円になっても大丈夫でしょうか。
もやし生産者協会によると、
過去に10%、3円値上げしただけでも、
もやしの売れ行きが悪くなったようです。
ここで大切なのは、
そのものの価値が以前よりも高くなっても購入するか否か、
またはいくらまでだったら、許容範囲なのか、
自分の「ものさし」を持つことです。
今回は、物価の優等生である「もやし」を例に挙げましたが、
これが他のものであったり、為替や金融商品だったら、
いかがでしょうか。
1米ドルいくらまでだったら、
外貨建て商品を売買する基準を持つこと、
株や債券の上昇下落をどこまで許容できるかどうか、
基準を持つことが重要です。