最低賃金 前編

「この言葉、よく耳にしますね」

そもそも最低賃金とは何でしょう。

ウィキペディアではこのように説明していますが、
わかりやすく言えば、
最低賃金法に定められた、使用者が労働者に支払うべく給与の最低額のことで、
労働者の安定した生活、労働力の向上を目指し、
都道府県別にその額が決められているものです。

正規雇用、非正規雇用では異なる場合もありますが、
「時給の額が最低いくらか!?」捉えてください。

まず、日本と世界との差はどのくらいあるのでしょうか。

アメリカは別格ですが、先進国の中でも見劣りしてしまいますね。
最低賃金の伸び率も物価の上昇にリンクしていないことがわかります。
さらに日本は、都道府県別に最低賃金に格差があり、
平均値を取るとその最低賃金の低さにつながっています。
「賃金は上がらないのに物価は上がっている」
いつもながら深刻な問題です。

はるか昔、私が高校生の時にアルバイトをしていた時の
時給は450円で、残業すると50円加算され、500円でした。

40年以上も前の話となりますが、
それから考えると高校生のアルバイトは、時給が倍になったんですね。
ちなみに何のアルバイトだったかと言うと、
近所のスーパーの精肉売り場で働いていました笑
みなさんは高校生の時にどのようなアルバイトをしていましたか。

次回は、日本の最低賃金が欧米に追いついていかない理由に
迫りたいと思います。

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