無敵艦隊から最強艦隊へ

「開幕から無傷の7連勝で優勝!」

14日、EURO2024の決勝戦が行われ、
スペインがイングランドを2-1で破り、
3大会ぶりの4度目の優勝を飾った。

2022年のカタールワールドカップでは、
1次リーグで日本代表に敗れ、
決勝ラウンドには辛うじて進出したものの、
ベスト16でモロッコに敗れたチームが、
見事、EURO2024で復活を果たした。
今大会では、
16歳のヤマルを筆頭に、
21歳のニコ、22歳のペドリなど、
若手の台頭が目立ったが、
大会MVPとなったロドリ、得点王のオルモの存在も忘れてはならない。
キャプテンのモラタも新旧世代をまとめ、チームを牽引した。

以前、サッカーのスペイン代表を称して
その戦いぶりを「無敵艦隊」と呼んでいたが、
今回はまさに無敵艦隊ならぬ最強艦隊になったのではないだろうか。

理由は何か!?
過去の同代表は、バルセロナやレアル・マドリード
といったビッグクラブ出身のチームで構成されていた。
しかしながら、今大会のメンバーを見ると、
バスク地方の
アスレチック・ビルバオや
久保建英選手の所属するレアル・ソシエダなどからも
選手が多数選出されている。
長年スペイン代表の課題であった「民族統一」が
達成されたと言っても過言ではないだろう。

今月行われる、パリオリンピックでの活躍も期待されている。

最後に、
少しだけ、サッカーの話をさせてください笑

あれだけ正確なダイレクトパスの交換ができる選手個々の技術が素晴らしく、
同じチームならまだしも色々なチームから招集されていても
「目指すサッカー」は一緒なんですね。

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