Jリーグの監督
「プロ野球は12人、プロサッカーは60人」
言わずと知れたプロ監督の数です。
今シーズン終了後、監督交代、続投、新任など、
いろいろと各チームで動いているようですが、
毎年のことながら「目新しさ」はありませんね。
批判、炎上で今回はコラムを書かせて頂きます笑
Jリーグ60チームの中で、
監督に複数年、全権を預けているチームは、
どのくらいあるのでしょうか。
「3年間は、好き勝手にやっていいよ、
若手、ベテラン、外国人選手を上手く使って、
結果は後でついてくればいいから」
などと夢のようなオファーを出しているチームは
ないでしょうね。
ご存知かもしれませんが、
Jリーグの監督になるためには、
日本サッカー協会は管理する指導者ライセンス制度、
「S級ライセンス」を持っていなければなりません。
外国人の監督は、日本のS級ライセンスに相当する、
資格を保持していなければなりません。
ヨーロッパや南米の資格が多いですね。
話を元に戻しましょう。
各クラブ、キャンプを終えて、シーズン開幕となると、
選手だけでなく、監督は、シーズン終了後の自分の去就まで、
考える余裕はありません。
1試合1試合が勝負なわけですからね。
1年先、その先のヴィジョンを考えるのは、
クラブ、フロントの仕事です(と私は思っています)
そのフロントが、親会社(運営会社)やスポンサーサイドの
顔色ばかり伺い、その場しのぎの対応をしているので、
毎年このシーズンオフには目新しさがないのです。
新任の監督は、前年度に別のチームを率いていた人が大半です。
当然メリットもありますが、本当にその監督にチームを任せても
大丈夫なのでしょうか!?
結果を残し、クラブとの関係が良好であれば、監督の仕事を
続けられるはずです。
監督を決めるのは、各クラブのフロント、GMなど、
チームを外から客観的に分析する人たちです。
最終的には、クラブの社長が「GOサイン」を出すわけですが、
代替案は自分では持っていないでしょうね。
「監督は万能では有りませんが、サッカーの知識だけではなく、
チームマネジメント、人心掌握術、哲学、医学的分野などにも
精通していなくてはいけないかと」
之また自ら論じるわけですが、それがプロサッカー監督の資質
であると考えます。
来シーズン、監督として残っている人は何人いるのでしょうか。