社会保険と民間保険〜万一就業不能編(前編)〜
医療編に続いて、万一就業不能編をお届けします。
ここで言う、万一というのは、亡くなった時、病気やけがなどで高度な障害を負ってしまった時のことを指します。「自分に万一のことがあった時、残された家族が、今と変わらない生活ができるだろうか」「そうなった場合、いったいいくらのお金がかかるのだろうか」「生命保険だけで十分なのだろうか、そのための掛け金はいくらするのだろうか」これらのことは、生命保険を考える場合、みなさんの脳裏によぎることではないでしょうか。
それでは、みなさんに質問です。「実際に生命保険に加入する際、社会保険と連動して、必要保障額を算出されましたか」。
社会保険!?連動!?必要保障額!?多くの疑問点が出てくると思います。
まず概略をご案内していきますね。
社会保険とは、万一就業不能の分野では、厚生年金保険と国民年金保険のことを指します。
必要保障額とは、万一のことがあった場合、これから先、残された家族が今と変わらない生活、将来の夢や希望を実現するための算出された金額のことです。これは、個人によって異なります。
連動とは、社会保険と民間の保険が連動して、必要保障額の金額を補っていますか、ということです。
次回の後編では、なるべく専門用語や難しい言葉を使わず、具体的にわかりやすくご案内していきます。