キャッシュレス決済(前編)

「ペイペイ!」という声をコンビニやスーパーのレジなどで、よく耳にしますね。
声の主はともかくとして、スマートフォン決済も浸透してきましたね。

ここで一旦整理してみましょう。
キャッシュレス決済とは、紙幣や硬貨などの現金を使わずお金を払うことです。
主なキャッシュレス決済としては、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどの電子マネー、そしてQRコードなどのスマートフォン決済があります。

みなさんは、どちらの決済を利用されていますか。

日本政府は、2025年6月の大阪万博までに、キャッシュレス決済比率を40%まで引き上げるという目標を掲げています。

その期限を古い順に並べると、
クレジットカード(1960年代)
プリペイドカード(1982年)
電子マネー(1996年)
デビットカード(2000年)
QRコード決済(2002年)
となります。

支払い方法は、
前払いは、電子マネーやプリペイドカード
後払いは、クレジットカード
即時払いは、デビットカード
などがあります。

少し古いデータですが、
2021年の売上高に対する各決済手段の利用金額に占める割合は、
現金66.3%
電子マネー16.0%
クレジットカード14.2%
QRコード決済2.3%
その他1.0%

どうでしょう、少々意外と思われますが、
相変わらず現金決済が全体の6割以上を占めています。

次回は、キャッシュレス決済、それぞれ支払い方法の
利点、欠点を考察することにしてみます。

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