給与所得と事業所得

「お金を稼ぐなら副業をしましょう!」

これからの時代、資産を増やすには副業しかありません。
巷でよく聞かれるフレーズですね。
しかしながら、簡単に収入アップのためだけに
副業をすればいいのでしょうか。

今回のブログは、
収入を増やすべく、2種類の収入の違いについて、
ご案内していきます。

基礎知識として、みなさんは、
給与所得と事業所得の違いを説明できますか。
副業を考える上で、とても大切な知識となります。

給与所得
「お給料」のことです。
会社などに勤務し、毎月決まった金額(残業代は除く)
が収入として得られる安心感がありますね。
ただし、給与所得を上げるには、現状では難しく、
転職などのキャリアアップが必要となります。

事業所得
「副業」など、個人事業で得られる収入のことです。
自分のアイデアや成果次第で稼げる金額は無限大。
成長性が高い反面、安定性には欠けますね。

税制面で考えると、
給与所得は、
あらかじめ税金が引かれた状態で給与が支払われますが、
事業所得は、
ある程度、税金をコントロールできる特徴があります。

それぞれのストロングポイント、ウィークポイントを精査し、
「働き方」を改革してみてはいかがでしょうか。
それが副業への第一歩となるでしょう。

しかしながら、会社が副業を禁じていたり、
働く時間や場所を限定している場合もありますので、
就業規則や雇用契約書、労働条件通知書なども
これを機会に確認しておくと良いでしょう。

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