女子サッカー今昔物語　ノルウェー戦（決勝トーナメント１回戦） 新着コメント有📣

強さは本物です。

なでしこジャパン、3-1でノルウェーに勝ちました。
これでベスト8に進出です。

私の勝手な予想は、2-1でなでしこの勝利です。
予想は外れましたが、勝てば良いんです。

勝負の分かれ目は、決定力の差でしょう。
清水選手、宮澤選手が見事に決めてくれました。

1点目はオウンゴールでしたが、前半途中で追いつかれ、1-1となっても
全く慌てませんでしたね。
両チームのユニフォームのエンブレムの上にはW杯優勝を示す星印
がついています。お互いのプライドがぶつかりあった好ゲームが展開されました。

「止める、蹴る、運ぶ」

サッカーのプレイはこの3要素だけです。
いかに判断を早く、正確に、周りと連動するかがポイントです。
なでしこの選手たちは、ほぼ完璧でしたね。

清水選手の決勝ゴールは、まさに「止める」で決まりましたね。
相手のゴール前で、あれだけのコントロールをされてしまったら、
ディフェンダーもゴールキーパーもなす術はありませんね。
見事に相手の逆を取りました。

3点目の宮沢選手は「蹴る」の教科書通りのキックでした。
藤野選手からのパスを受け、左足で相手ゴールの中に
きれいに収納することができました。
これでW杯で5点目、1大会のゴール数では澤穂希さんに並びました。

試合後のインタビューで、清水選手は、
「全員が同じ方向を向いている」と答えていました。
素晴らしい集団ですね。
試合に出ていない選手も自分の役割をきちんと理解している証拠です。

次戦は優勝候補のアメリカ、GS3連勝のスウェーデンのどちらかが相手となります。
十分に休養する時間がありますので、ベストコンディションで臨んで欲しいですね。

高さ、スピード、パワーに対抗できるのは、
やはり「技術」です。
なでしこジャパンの試合はそのお手本のようです。

次戦も感動をお願いします。