女子サッカー今昔物語 新生パルセイロレディース編
「エンジョイフットボール」
今年の夏の甲子園大会で、全国制覇を成し遂げた、
慶應義塾高校の野球部のスローガン、「エンジョイベースボール」と掛けてみました。
3日の日曜日、パルセイロレディースの今シーズン初のホームゲーム、
WEリーグカップ第2戦、INAC神戸戦を観戦してきました。
試合は、昨シーズン、WEリーグ2位のINAC相手に、
3−1の快勝で、ホームゲーム勝利を飾りました。
昨年と比べて感じたこと、
関係者のみなさん、失礼を承知でお話を差し上げます。
1.とにかく明るい(以前から!?)
チームの雰囲気がとても良いですね。
ウォーミングアップから感じていたことですが、
よく声が出ていて、元気いっぱいでした。
メンバー外の選手たちが、スタジアムのコンコースで
イベントに参加していましたが、笑顔でサポーターのみなさんに
接していました。メンバー外の選手たちもチームを盛り上げています。
2.監督交代
今シーズンのWEリーグチームの監督さんを見てみると、
経験豊富なベテランの監督さんたちが多いですね。
パルセイロの廣瀬監督を始め、
マイナビの須藤監督、ベレーザの松田監督、ノジマステラの菅野監督、
ちふれの池谷監督、そして浦和の楠瀬監督です。
楠瀬さんとは、読売サッカークラブで同期でした(笑)
選手たちとは親子以上の年齢差があるのではないでしょうか。
とても良い距離感があるように感じました。
一昨日の試合中、オフザボールの際、
選手たちが代わる代わる、廣瀬監督の指示を聞きに、
ベンチ前まで走っていく光景がありました。
信頼関係を伺わせるシーンでしたね。
3.コンディションの良さ
ウォーミングアップ時に感じたことのもう一つとして、
パルセイロの選手たちの体型の変化です。
関西風に言えば「みなさん、シュッとしていました」
猛暑の中、走り込んだ成果もあるのではないでしょうか。
オレンジのストッキングの効果もあるかもしれませんが、
すらりと伸びた脚はカッコよかったです。
試合後、廣瀬監督のコメントで、
「練習でも決めたことのないシュートが入った」とありましたが、3ゴールとも素晴らしいシュートでした。
コンディションが良いと、このようなゴールも生まれるんですね。
さらにGKの活躍もありました。
少なくとも3~4点は防いでいたのではないでしょうか。
ナイスゲームでした!!
継続こそ力なり、
です。
それに比例して観客数も増えてくることでしょう。