パルセイロ観戦記2 「ナイスゲーム!!」
2023年5月13日土曜日
18時キックオフ 南長野運動公園総合球技場
長野パルセイロVS松本山雅
J3公式戦、信州ダービー第2幕のスタートです。
Jリーグが誕生して30年、
日本サッカーの向上、地域密着、サポーター一体、
まさにJリーグが掲げる理念と一致するような試合でした。
降りしきる雨の中、会場に到着したのは、15時過ぎでしたが、
キックオフ3時間前に関わらず、開門待ちに長蛇の列、
オレンジと緑のユニフォームをまとったサポーターが、
思い思いに時間を過ごしていました。
私自身、昨年の信州ダービーも観戦しましたが、
今年は一味違った雰囲気がします。
それは、両チームとも第9節を終えて上位に位置しているからでしょう。
試合前には、両チームの応援合戦、ホームタウンの市長、
メインスポンサーの社長がキックオフセレモニーを行なうなど、戦闘態勢は万全です。
1週間前の天皇杯長野県決勝戦は、パルセイロに軍配が上がりましたが、山雅もリベンジに燃えています。
大勢のサポーターが見守る中、試合がキックオフされました。
序盤より選手たちもサポーターの声援を背中に受け、躍動し、前半セットプレーからパルセイロが先制、後半には左サイドのカウンターより、流れの中で途中出場の選手が追加点を上げ、ホームのパルセイロサポーターの熱気は最高潮でした。
アディショナルタイムに山雅が一矢を報いましたが、試合は2-1でパルセイロが勝利しました。
この日の観客は、12,458人。
最高の舞台で両チームの選手たちは躍動しました。
試合分析や選手個人のパフォーマンス、チーム戦術などもお伝えした方が良いのかもしれませんが、
Jリーグの創成期に、少しだけ携わらせていただいた私より、
みなさんにお伝えしたいことは、「Jリーグチームのあるおらが街」は素晴らしいことです。
羨ましい限りです。
Jリーグ百年構想、これからも続くことでしょう。