おじさんぽ 小布施編(後編)

葛飾北斎、いくら私でもこの画家の名前くらいはわかります(笑)
冨嶽三十六景、北斎漫画など、有名ですよね。
小学生の頃、永谷園お茶漬けカードの冨嶽三十六景を収集したこともありました。

小布施駅から北斎館まで歩くこと、10分程度。
最初に目に飛び込んできたのは、北斎館入口にある「小布施と北斎」の案内です。

画家は没後に有名になることが多く、生前はスポンサー(パトロン)がいないと、活動を続けることが困難と聞いてことはありますが、北斎を支えていたのは、小布施の豪商、高井鴻山という人だったんですね。
北斎の有名な作品を見ていると、ついつい時間が経つのを忘れてしまいます。
北斎館を出たのは15時過ぎでした。

さぁ〜、次は岩松院です。
受付で岩松院の場所を確認したところ、徒歩で30分くらいとのこと。
アーリーワークのクールダウンにしては、ちょっとキツイかなと感じましたが、そこは体育学部出身です(笑)、頑張って歩くことにしました。

岩松院までの道すがら、お地蔵さん、葡萄畑、なぜかロマンスカーを横目で見ながら、岩松院にたどり着いたのが、16時を回っていました。

天井画は圧巻でした。
(はっぽうにらみ ほうおうず)長野県小布施町にある曹洞宗寺院・岩松院の本堂、その大間天井に描かれた巨大な1羽の鳳凰図。嘉永元年(1848年)、無落款、伝北斎88歳から89歳にかけての作品である。
とありましたが、撮影禁止で残念でした。

絵葉書を購入しましたので、そちらの写真で我慢してください。
驚いたことは、一度も修復していないこと、高価な絵の具を使用したということでしたが、175年もの間、色褪せないこの天井画、保存状態もさることながら、当時の最新技術の結集に脱帽です。

小林一茶の俳句作品の舞台となり、福島正則公の霊廟でもある岩松院は見どころ満載でした。
拝観料はワンコインの500円、コスパも最高でした。

小布施にお越しの際は、必見です。

払下げのロマンスカー、箱根まで行けるのかな!?

おじさんぽはまだまだ続きます。

目次