マイナス金利政策 前編

「岸田文雄総理は銀行員出身です」

日銀、マイナス金利を解除、17年ぶりに利上げ
19日正午過ぎ、速報で飛び込んできたニュースです。

そもそもマイナス金利とは、
何のことでしょうか。
わかりやすく説明できますか。
今さら聞けない金融知識ですね。

また、今回のように、
マイナス金利が解除されて、利上げが行われると、
私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか。
前編では、マイナス金利とは、
後編では、私たちの生活への影響について、
ご紹介していきます。

そもそも、
私たちが銀行にお金を預けると、
利子が付き、お金を多く返してもらえます。
逆に、
お金を銀行から借りると、
利息が付き、お金を多く返さなくてはなりません。

ここまではよろしいでしょうか。

民間の銀行及び金融機関は、
日本銀行(日本の中央銀行)に
当座預金を持っています。
当座預金とは普通預金と違い、
手形や小切手の支払いに使われる預金のことです。

民間の銀行は、日本銀行に預金をすることにより、
過去には利子をもらっていたのですが、
2016年1月より、
民間銀行が日銀に預けた預金の一部にマイナス金利0.1%が
つくこととなりました。

これまで民間の銀行は、
日本銀行にお金を預けてさえいれば、
利子によりお金を増やすことができました。

しかしながらマイナス金利政策により、
それができなくなるので、
民間の企業などにお金を貸し出して、
経済を活性化させ、世の中にお金を回していくという、
メッセージがありました。

次回は、
マイナス金利政策を解除することにより、
私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを
お伝えします。

40代男性

おはよう御座います。
17年ぶりに解除されましたね。
固定金利はすぐに上がりそうですが、僕は変動金利なので静観しまーす。やっぱり岸田になってから嫌な事ばかりが続きますね。

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