今さら聞けないお金の話 日経平均株価とは(後編)

ところで、ここでみなさんに質問です。
・近頃、景気は良くなりましたか!?
・みなさんの生活は楽になりましたか!?

いろいろなところで言われていることですが、いかがでしょうか。

日経平均株価は、6月21日現在、バブル期以来の高水準を維持しています。

前編でお伝えしましたが、日経平均株価とは日本を代表する225銘柄から算出された株価指数のことです。

以下の通り、文献からもわかるように大企業ばかりです。

化学工業 (花王・資生堂など)
機械 (三菱重工業・クボタなど)
非鉄金属・金属製品
食品 (味の素・キッコーマンなど)
銀行 (三井住友・三菱UFJなど)
窯業 (TOTOなど)
自動車・自動車部品 (トヨタ自動車など)
医薬品 (武田薬品工業・エーザイなど)
建設 (大和ハウス工業・積水ハウスなど)
鉄道・バス (東日本旅客鉄道・東武鉄道など)
商社 (三井物産・丸紅など)
精密機器 (ニコン・オリンパスなど)
保険 (第一生命保険など)
小売業 (セブン&アイ・ホールディングス・イオンなど)
不動産 (三井不動産・住友不動産など)
証券 (野村ホールディングスなど)
電気機器 (ソニー・シャープ・富士通など)
繊維 (東レ・帝人など)
鉄鋼業 (神戸製鋼所など)
パルプ・紙 (日本製紙など)
その他製造 (大日本印刷・ヤマハなど)
海運
石油 (昭和シェル石油など)
ゴム (横浜ゴム・ブリジストン)
造船 (川崎重工業など)
水産 (マルハニチロなど)
陸運 (ヤマトホールディングス・日本通運)
ガス (東京ガス・大阪ガス)
鉱業
その他金融
空運 (全日本空輸ANA)
倉庫・運輸関連
電力 (東京電力など)
サービス業 (東宝・ヤフーなど)
情報・通信 (NTTドコモ・ソフトバンクなど)

誰もが知っている企業ばかりですね。
選定される企業はバランスを取りながら、売買が活発に行われている銘柄を選び、随時入れ替わりが行われています。

このコラムでは、日経平均株価についての知識ということでとどめておきますが、株価が皆さんの日々の生活でどのように影響していくのかは、みなさんのライフスタイルに合わせて専門家であるファイナンシャルプランナーなどにご相談されるといいと思います。

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