新NISAがもたらすこと 前編
昨年に引き続き、信濃毎日新聞に掲載されました。
「本日2月18日の信濃毎日新聞に監修させて頂きました」
日経平均株価の最高値をつけたバブル期に迫る勢いです。
1989年12月末、38,915円を記録しました。
私、大学を卒業して、読売サッカークラブに入団して
3年目を迎えた頃だったと思います。
当時はジュニアユース(U-15)とベレーザ(女子)のコーチ、
世はバブルの真っ只中で、世間全体、浮かれていました。
わかりやすい例を挙げると、
都内のホテルはクリスマス時期を迎え、
予約いっぱい、若いカップル(当時はアベック笑)が
幸せなひと時を過ごしていました。
ちなみに、私は年末に開催されていたU-15高円宮杯全国大会に向けて、
中学生と一緒によみうりランドで練習をしていました。
さて、今後、日経平均株価の高値を更新するのか否か、
なぜ、バブル期に迫る高値を記録したのか、
様々な角度から検証してみます。
そもそも日経平均株価とは何だったのでしょうか。
過去のコラムと合わせてご覧ください。
日経平均株価の225銘柄は大企業ばかりです。
外国為替市場で円安ドル高が進んだ結果、
業績は大きく回復し、国内の企業全体では、
最高益が過去最高を更新すると見込まれています。
また2024年1月よりスタートした、
新NISAも追い風を受け、証券会社、銀行などで
NISA口座を開設した人も後を絶たない状況です。
市場が活性化することにつながりました。
コロナ以降、低迷していたインバウンド(訪日観光客)も増えてきました。
しかしながら、私たちの生活は良くなったのでしょうか!?
専門家の分析では、2024年末には株価が4万円台に突入することも
伝えられていますが、株価の高騰とは反比例していますね。
後編では、新NISAがもたらすことについて、
具体的にお話していきます。