過疎化への投資 道の駅編

ジビエもあります

「道の駅を詳しく知ろう」

今回のテーマ、
過疎化への投資(Idepp)では、
前回のブログ、税収アップによるサポートだけでなく、
人口減少に伴う問題を解決すべく、
「人が集まる」拠点づくりにフォーカスします。

「道の駅」のイメージと言うと、
主要道路の沿線沿いにあり、地域特産の農産物、工芸品を販売し、
飲食ができるスポットであるといったところでしょうか。
また、その場所でしか買えない限定品なども販売していて、
近年、大手メーカーとコラボし、観光化し、集客を上げ、
売上を急激に伸ばしている道の駅も少なくありません。

さて本題です。

道の駅に集う観光客は、もちろん大切なのですが、
地域の方々の利用状況はどうなのでしょうか!?

大きな都市のように、日々、スーパーで買物を楽しみ、
気軽にお茶を飲めるような施設は、なかなか地域には存在しません。
また、高齢者の一人暮らし世帯でトラブルが起きた場合、
病院やその他の相談施設が遠距離にあるのも問題です。

それらの問題を一気に解決に導く施設が、
「道の駅」と考えます。

一例を挙げてみます。
前回の「おじさんぽ」で訪れた、道の駅中条です。

旧中条村にある施設、
地域住民が1,500人前後、
住民の高齢化率も進んでいて、人口減少も課題の一つです。
地元特産の農産物、工芸品の他、飲食スペースもあります。

道の駅中条から見える風景

例えば、
道の駅の施設内を有効活用し、
地域住民が集まるスペースを創設、
その場所で、医療、教育、イベントなどの発信基地にしてみるのは
いかがでしょうか。
道の駅を運営するスタッフや地域住民には、
さまざまな職業を体験した人がいるかと。
医療従事、教職の経験、飲食店経営者などがいれば、
色々なことができますね。

清潔感のあるトイレ、災害時には避難所としても活用

アメリカの元大統領の
ジョン・F・ケネディの言葉を借りれば、

「あなたの国があなたのため に何ができるかを問うのではなく、あなたがあなたの国のために何ができるのかを問うてほしい」

国を地域に変えてみましょう。

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