教え子を訪ねて〜京王線メンバー編〜

1992年全国大会準優勝メンバー

祝、ヴェルディ、16年ぶりJ1復帰記念!

「福田さん、3日日曜日、同期メンバーと登戸で飲みます。
ご参加いかがでしょうか」

ジュニアユース時代の教え子のC君より、
お誘いを受けたのは、前日2日の土曜日(大笑)、
C君、とても嬉しいですが、さすがに前日は・・・。

3日は、ヴェルディがJ1昇格戦で、エスパルスを迎え、
見事、昇格を果たした記念すべき日です。
J2の試合で観客5万人を超える試合があるなんて、
しかも新国立競技場が舞台です。
ヴェルディファミリーにとっては
忘れられない一日になったことでしょう。

話を元に戻します。
ヴェルディファミリーには、
もちろん育成組織(アカデミー)出身の選手たちも含まれます。
C君始め、ジュニアユース(U-15)出身選手たちは、
(当時は読売日本サッカークラブ)
強い絆を持ち、ちょくちょく都内近郊で会っているようです。
羨ましい限りです。
前回コラム、ベレーザ出身の頼子さんを「ランドガール」と称すれば、
C君たちは、まさに「ランドボーイ」ですね。

今回集まったメンバーは「京王線メンバー」、
ヴェルディの下部組織は、
トップチーム同様、よみうりランドを練習拠点としています。
それぞれが通う中学校の授業が終了後、
電車やバスに乗って、よみうりランドに通ってくるわけですが、
よみうりランドの最寄駅は、
京王線の「京王よみうりランド駅」と
小田急線の「読売ランド前駅」があります。
ちょうど、よみうりランドを挟んで2つの駅が存在します。

今回のメンバーは「京王線グループ」です。
最寄と言っても両駅からよみうりランドのサッカー場までは、
徒歩で30分近くかかります。
ランドボーイ、ガールとも頑張って、ランドの坂を上ってきました。

C君の同期は、私と一回り近く歳が離れているので、
46〜47歳といったところでしょうか。
みんな、イイおっさんになりましたね。
この年代だけでなく、育成組織の選手たちの競争は熾烈なもので、
みんな切磋琢磨し、サッカーに取り組んでくれました。
今回のメンバーの中には、
キャプテンでGKのK君、私の大学後輩でもあるS君が、
プロサッカー選手となりました。

全員がプロになれるわけでもありませんが、
C君、K君、T君、F君、一つ年上のY君、
本当によく頑張りましたね。
常に全国大会で優勝を目指す、
「読売ジュニアユースの選手たち」
君たちと一緒に過ごした経験は、
私の誇りであり、財産です。

これからも健康に気をつけて、
頑張ってくださいね。
次回は、参加させて頂きます!

血気盛んなジュニアユースコーチ時代
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