外貨建て保険

「円安加速、24年ぶりに136円台」。
本コラムを執筆している時に飛び込んできたニュースです。(2022年6月22日)第1回目のコラムの「円安円高」では、プロの投資家でも為替レートを予測するのは難しいため一喜一憂は禁物です。長い目で付き合っていくのが為替の鉄則になります。と書かせて頂きましたが、その時点(2022年1月28日)の為替レートは、1ドル=116円でしたので、この5か月で20円の円安となりました。

このタイミングで外貨建て保険に加入することは正しい判断なのでしょうか。また、現在、外貨建て保険に加入している場合、どうしたらよいのでしょうか。ここでは、外貨建て保険に加入する場合の注意点を3つの
視点から考えてみます。

最初に自分の目的に合っているかどうか、これは外貨建て保険に限ったことではありませんが、保険に加入して得られる効果について明確にしておく必要があります。

次に商品のしくみ、リスクを正しく理解しているのかが大切です。外貨建て保険は為替リスクが伴うため、前段で述べました、円安円高の影響を直接受けやすい商品性となります。

最後は、より良い商品を比較して選んでいるのかが重要です。自分の加入する商品が他の商品より優れていて、最初に述べました、自分の目的に合っているのかどうかがポイントです。これらを総合的に判断して、外貨建て保険に加入するか否かを決めるのが良いでしょう。

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