仮想通貨 中編

「仮想通貨は、暗号資産という呼び方に統一します」

2019年5月31日に関連法案の改正において国会で可決され、
2020年には、ニュースなどでも呼ばれるようになりました。

ひとつひとつ不安と疑問を解決していきましょう。

そもそも通貨とは、
決められた国内で流通している貨幣(紙幣、硬貨など)となります。

以前、お金の勉強で学びましたね。

歴史を辿ると、物品や労役などサービスの対価として
物々交換から貝や石、金、銀、銅が仲介してきました。
それが、持ち運びやすいものとして、
金の交換券の紙幣が流通するようになり、
金本位制度が導入されましたが、
1971年、アメリカのニクソン大統領(当時)が、
金と交換しなくても紙幣を発行できるルールを作ってしまいました。
これにより、紙幣の発行はその国と中央銀行に委ねられることとなり、
いつの日か、通貨が国の信頼度と強度を示す「ものさし」になっていきました。
金本位制から管理通貨制度に移行し、現在に至っています。

世界の基軸通貨「米ドル」の誕生です。

ここからは、前編の仮想通貨のワードに基づいていきますね。

月日は流れ、
インターネットの普及により
web1.0 ホームページなど片方向の情報発信から、
web2.0 SNSなど、GAFAMが管理する双方向の情報発信となり、
web3.0 ブロックチェーン技術により、情報を自分で管理するようになる

まだまだ法の整備など進んでいませんが、
自由と代償により、今まで国や銀行で守られていた個人の資産を
「自分の銀行」で管理できるようになったのです。
しかもそれは、国や中央銀行が製造、発行するものだけではなく、
全世界で通用するデジタル通貨も管理できるようになりました。

ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨の新たな誕生です!

後編では、仮想通貨の多様性についてお話していきます。

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