社会保険と民間保険〜万一就業不能編(後編)

久しぶりのコラムとなります。

前編では、社会保険、連動、必要保障額というワードが出てきました。
わかりやすくご案内します。

みなさんは、お給料の給与明細を詳しくご覧になったことはありますか!?
給与から天引きされている社会保険料の中に、厚生年金という項目があるのではないでしょうか。
正式には、厚生年金保険と言います。

年金というと、老後にもらえる年金のイメージがありますが、ここで言う年金は、老後にもらえる年金の他、亡くなったときに遺族が受け取る遺族年金、病気や怪我で働くことができなくなったときに本人が受け取る障害年金があります。

もうおわかりですね。
社会保険では公的に本人や遺族らが受け取ることができる保険にすでに加入していることになります。
自営業者やアルバイトの方が加入している国民年金も同様となります。

連動とは、上記の公的な保障を踏まえて、必要な保障額を設定していますか、ということになります。

民間の保険ではリスクを100%カバーすることはできません。

同様に公的な保障だけでも不十分です。
自分の持ち合わせている公的な保障を知ることが大切です。

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