地震保険への備え(緊急) 能登半島地震

「正月早々、大変なニュースが飛び込んできました」

1日16時10分、石川県能登半島で最大震度7を記録する地震があり、
津波による被害も出て、全容が徐々に明らかになってきました。

「被災に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます」

能登地震の最新情報をまとめたものです。
くれぐれもご注意ください。

地震保険への備えは大丈夫でしょうか。
もう一度確認してみましょう。

地震保険は基本、単独では加入できない保険です。
火災保険に付帯するもので、国と民間の保険会社が補償しています。

記憶に新しいところでは、
2011年3月11日、東日本大震災がありました。
地震保険の付帯率は、年々高まっていますが、
2023年の調査では、全世帯における加入率は35%前後と
言われています。

地震による火災は、火災保険で十分なのでは!?

実は地震保険に加入していないと、補償されません。
建物と家財に付帯することができ、
それぞれの保険金額の30%〜50%まで補償されます。
地震保険の上限は、建物5,000万円、家財1,000万円です。
また、地震保険料は年末調整で控除の対象となっており、
最高で所得税5万円、住民税2万5千円が控除されます。

ここからは知識として参考にしてください。
地震保険は災害の大きさにより、
・全損(100%)
・大半損(60%)
・小半損(30%)
・一部損(5%)
の補償となっています。

1回の地震保険金は、12兆円、
東日本大震災では1兆2,891億円、
1995年1月の阪神淡路大震災では、
783億円の支払いがありました。
ちなみに、当時の地震保険の加入率は
東日本で23%、阪神淡路で7%でした。
「備えあれば憂いなし」

もう一度、ご家庭の地震保険を点検してみてください。

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