金融経済教育(前編)

「一昨年より高等学校で義務化された、金融経済教育は、
その後どうなりましたか!?」

ある調査によると、問題点として
教える側の専門知識が不足している(49%)が最も多く、
生徒にとっての理解が難しい、
現実経済の変動が複雑すぎる、
授業時間が足りない、
などがあげられています。

中高生向けに金融庁が教材などを紹介していますが、
学校の学習指導要領に組み込まれているのですから、
学校側で努力しなければなりませんね。

私自身、ファイナンシャルプランナーとして、
保険会社や保険代理店、銀行の勤務経験があるので、
金融についての知識が身近にありますが、
大半の方はそうでないと思います。
特に中高生になると、その理解力は、相当難しいと思います。

では、学校側はどのように対処したらいいのでしょうか。
教える側の知識が不足しているのであれば、
学校の先生ではなく、専門家に任せればいいのです。
至極当たり前のことです。

以前、本ブログで、
ゲームをしながら金融知識を学んでいくのは、
「人生ゲーム」が一番良いとお話をしました。

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先日、久しぶりに、私の勉強会に参加して頂いているご自宅で、
「人生ゲーム」を楽しみましたが、本当に楽しかったです。
参加したのは、5歳〜59歳、老若男女が集いました。
令和版では、職業が「会社員」の他、
「動画クリエーター」「ダンサー」「投資家」など、
様々です。時代を反映していますね。

ここで注目したいのは、
この人生ゲーム、流通貨幣、いわゆる通貨が「米ドル」となります。
このポイント、金融経済教育と合わせて、後編でご案内します。

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