日経平均株価 最高値更新!

「風が吹けば桶屋が儲かる」
世の中の事象は意外な因果関係でつながっているという格言です。
バブル期、
1989年12月29日の終値で、38,915円がつきましたが、
今回、2月22日の終値で、39,098円となり、
日経平均株価は最高値を更新しました。
直近のコラムでもお伝えした通り、
日経平均株価がバブル期を追い越すことになりましたが、
今回は、この因果関係と
今後、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを
お話したいと思います。
風が吹く>砂埃が舞う>砂埃が目に入ると失明する>盲人が増える
三味線で生計を立てる人が増える>猫の皮がたくさん必要になり、猫が減る
ネズミが増える>至るところで桶がかじられて穴が開く>桶屋が儲かる
おそらく江戸時代に庶民から伝わった話と思いますが、
令和時代の株価に置き換えると、今回の最高値の更新は、
アメリカの大手半導体メーカー、エヌビディアの決算が
市場の予想を上回る好調な内容となったため、と言われています。
一見何の因果関係もないように思われますが、
円と米ドルの為替レートから見てみると、
わかりやすいかと思います。
日経平均株価と同じように、
円安円高は経済指標のひとつです。
ご承知の通り、現在は円安が進んでおり、
1米ドルは150円を上回っています。
前回のコラムでお伝えした通り、円安が進むと、
日本の産業が、自動車や電機メーカーなど、
輸出企業の割合が大きくなります。
そうすると輸出企業への業績拡大への期待が高まり、
輸出企業の株が買われて日経平均株価が上昇します。
しかしながら、日経225の企業の平均株価が上がったところで、
私たちの生活は良くなっていません。
例え話として、風が吹けば桶屋が儲かるまでには時間がかかるのが現状です。
台湾の半導体メーカー、TSMCが、九州の熊本へ進出しています。
熊本の菊陽町では土地の値上がりを含む、
半導体バブルが押し寄せているそうです。
「日経平均株価が上がれば、私たちの生活が良くなる」
いつになるのでしょうか。