日本代表観戦記 2024.3.21

先発メンバー、全員海外組!

「勝つことで、課題を見つけていく」

21日、北中米ワールドカップ、アジア2次予選の北朝鮮戦が、
ホーム(国立競技場)で行われ、
日本が北朝鮮に1−0で勝利しました。

先制ゴールの田中碧選手

久しぶりのフルタイムテレビ観戦でした。
先月のアジアカップ、イラン戦での敗戦を引きずらず、
結果を出したことは素晴らしかったです。

試合内容については、
いつものように専門家や解説者にお任せします笑

選手交代のタイミングや試合途中でのシステム変更など、
十人十色でそれぞれに感じ方があると思います。
当然ですよね、正解などないわけですから笑

30代前半の頃、
ヴェルディの若手選手(サテライト、ユース)たちと一緒に、
イタリアのヴィアレッジョ国際ユース大会に参加したことがあります。
大会中、とあるバールで、
イタリア人のご老人に言われたこと、
今でも忘れません。

「ジャポネか、イタリアまで何をしに来たのか」
「国際ユース大会参加のためです」
「カルチョ(サッカー)を知っているのか!?」
「プロリーグ、ヴェルディのスタッフです」
「だから何だ笑」
「仕事ですので知っています笑」

当時の日本代表は、ワールドカップ本大会に出場したことはありませんでした。
その老人は、
「ワールドカップにすら出られない国とワールドカップで優勝を目指している国とは、
カルチョにおいて雲泥の差がある。イタリアでカルチョを学んでいきなさい」

その後、日本代表は、
1998年フランス大会より、7大会連続でワールドカップ本大会に出場しています。

「負けることの方が、課題は多く見つかると言いますが、
負け続けていると、良いところも見えなくなってしまいます」

昨日の試合は、
北朝鮮選手のメンタルの強さ、ラフプレーぎりぎりの球際の強さなどが
目立ちましたね。
技術で受けて立つことも必要ですが、
サッカー本来の「戦う姿勢」も常に必要かと思います。

一昔前の代表で、
キャプテンがリバプールのレギュラーで、
センターバック二人が190センチを超え、
両サイドのアタッカーが欧州5大リーグで活躍し、
サブの選手にはリーガ・エスパニョーラの中心選手がいる、
考えてもみなかったことですね。

まだまだ厳しいアジア予選が続きますが、
勝ち続ける中で、課題を見つけていきましょう!

目次