60歳で退職する
60歳で退職する
「毎日朝起きて、行くところがあるほど、幸せなことはない」
父が生前よく話していたことです。
10代の頃に、今何かと話題の日産自動車の前身、
プリンス自動車に就職して、60歳の定年を迎えるまで、
家族を支え、私と弟に好きなサッカーを続けさせてくれた父に、
本当に感謝しています。
69歳という若さで病に倒れましたが、
父が私たちに生きる様を背中を見せてくれたことは、
言うまでもありません。
さて今回は、60歳からの老後の資産形成ということで、
お話をさせていただきます。
人生の3大支出は、
教育費、住宅費、老後の生活費です、
「備えは大丈夫でしょうか」と
お客様によく問いかけていました。
「この3つの支出の中で、ひとつだけローンが組めないものがあります。
どれでしょう!?」
「老後の生活費です」
とやり取りをしていたのが懐かしいです。
リバースモーゲージという言葉を聞いたことはありますか。
簡単に言うと、自宅を担保にして、銀行などの金融機関から、
お金を借りることです。
現金収入が少ない高齢者世帯が自宅を手放すことなく、
収入を確保するための手段の一つと言われています。
とても良い制度かと思いますが、条件面が厳しく、
なかなか審査が通らないということが現状としてあります。
では、どうしたらいいのでしょうか!?
今年60歳を迎えた私からの提言です笑
「体が健康な限り、リタイアするのではなく働いて収入を得る」
ということです。
退職金+貯蓄+運用+年金(公私)にプラスαしてみてください。