Jリーグ31年目のシーズンに向けて 中編

昨年、J1初優勝した神戸、スポンサー企業はRさん

「お金がないと強いクラブを作ることはできないのか!?」

Jリーグ、J1からJ3まで2節が終了しました。
今シーズンはわかりやすいですね。
20チームずつ、試合の進み方がハッキリしています。

・スポンサー収入(広告料)
・チケット収入 (入場料)
・グッズ収入   (物販)

Jクラブの収益構造は、
30年ほど前から、ほとんど変わりません。
前編のJリーグのクラブ経営情報開示資料より、
売上高が50億円を超えているクラブは9クラブのみ。
81億円の浦和を筆頭に、川崎(69億円)、横浜FM(64億円)、
以下、神戸、鹿島、名古屋、G大阪、FC東京、清水と続きます。
2022年度の資料ですが、誤差は少ないでしょう。
ちなみにJリーグ発足時のオリジナル10クラブのうち、
浦和、鹿島、名古屋、G大阪、清水の
5チームが売上高上位にいます。

直近5年間のJ1リーグの優勝チームは、

となります。
神戸、横浜FM、川崎の3チームが独占しています。
浦和はサポーターとスポンサーのおかげですね笑
ここで注目したいのは、清水です。
残念ながら、2023年シーズンより、
J2に降格してしまいましたが、
経営的には優良チームです。

前置きが長くなりましたが、
上記3つの収入の他(Jリーグ分配金を除く)、
第4の財源として考えられるのは、
どのようなことなのでしょうか。

プロスポーツクラブに限ったことではありませんが、
社会貢献・地域貢献できる事業で収益をあげる方法が考えられます。
具体的には、
SDGs活動で地域を巻き込む中心的な活動をクラブ、運営会社が
行なうことではないでしょうか。
日本は海に囲まれている島国ですが、
国土の大半を森林が占めている地形でもあります。

方法論については次回、
インタビュー記事も含めてご案内させて頂きます。

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