女子サッカー今昔物語 〜リーグ編 前編〜

先日、国内女子サッカープロリーグのWEリーグを観戦してきました。
地元チーム、長野パルセイロレディースの応援するためです。

遡ること30数年前、私は女子サッカーチーム、読売サッカークラブベレーザのコーチをしていました。
当時は、JLSL(日本女子サッカーリーグ)という呼称でリーグ戦を争い、全国各地を転戦していました。
アマチュアリーグで、選手構成も中学生から社会人まで在籍していました。

試合の内容は、すでにサッカーの専門家ではありませんので、コメントは控えますが、このコラムではお金にまつわる話と関連したいと思います。

国内男子のJリーグは、今年で創設30年の節目の年となります。
一方で、 WEリーグは準備期間を含めてもまだ3年です。

いろいろなことがこれから整備され、試行錯誤しながら成長していくと、期待していますが、収入源は何になるのでしょうか。各クラブがプロ選手たちを抱えているわけですから、収入も気になるところです。

男子同様、クラブはスポンサー収入、チケット収入、グッズ収入の3本柱に加えて、リーグより配分される放映権収入が収入源となります。

近年、有料コンテンツのDAZNとの専属契約により、大幅に収入がアップしたと聞いていますが、女子もその恩恵を受けているかは疑問です。クラブは選手たちの給料に加えて、リーグ戦でかかる経費も捻出しなければなりません。選手たちのコンディションを考え、試合当日、バスで移動させるわけには行きません。

食費(あご)、移動費(あし)、宿泊費(まくら)はいったいいくらかかるのか、年間何試合かかるのか、その支払はどうしているのかなど、次回、ご案内させていただきます。

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