健康寿命

人生100年時代が目の前に迫る中、健康寿命という言葉を聞かれたことはありますか。厚生労働省では、「ある健康状態で生活することが期待される平均期間を表す指標」と定義しています。日本人の健康寿命の平均は男性72歳、女性74歳とされています。平均寿命との差は男性9年、女性は13年です。要は、健康状態の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と言ったところでしょうか。

それでは健康を維持するためにどのようなことをしていますか。体を動かすこと、ストレスをためないこと、栄養のバランスを考えることなどでしょうか。特に高齢世代では、QOL(quality of life:生活の質)を高く保つ上で、筋肉が重要だと言われています。年齢を重ねるにつれて、運動することが億劫になってしまいます。また、栄養のバランスを考えて三食のメニューを考えることも大変です。対策としては、筋力トレーニングを継続し、栄養が偏りがちになる前にサプリメントなどで補給することもいいかもしれません。

今までは車でいうところの、故障したら修理するということが常識でしたが、これからは、壊れる前に整備するという考え方で、自分自身の肉体を100歳まで満足に使えるようにしていくことが大事になってきます。
お金のプランと健康のプランを両立し、いつまでも好きなものを食べ、自分の足で歩き回り、趣味を充実させ、余暇を楽しめる健康を維持していきたいものです。

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